香水の価値とは/What is the real value of perfumes?

 

香水は、最も歴史が古く、最も身近な芸術品のひとつと言われています。

では、香水の価値も他の芸術品と同じく永く続くのでしょうか。

それは、イエスでもあり、ノーでもあります。

名作(名香)と呼ばれる香りのなかには、いまや手に入らないものもありますが、それらが仮にいま手に入ったとして、依然として素晴らしいのかどうか。

ワインと厳然として違うところは、香水は作られたときがピークであること、ワインのような年月を経た熟成はほとんどの場合望めないということです。

香水収集を趣味としている方の中には「今売っているものは同じ香りではない」と断言する方もいて、ワイン同様造り手が亡くなって(生産が終了して)いたり、いまはもうないブランドの香りを探し続けている人もいます。ただ、希少性だけが香水の魅力ではなく、また、年月を経た香りが現代の香りに勝るという根拠もありません。

それはそれとして、そういった意見が現在に手に入る、歴史ある芸術品としての香水を愛でる楽しみを阻むものであってはならないと思っています。

写真は、1930年に当時「世界でもっとも高価な香水」として発売された、ジャン・パトゥ社の「ジョイ」(喜び)。現在も日本では百貨店などで購入することができます。

今日の香り:ジョイ/ジャン・パトゥ

Scent of the day: JOY/Jean Patou

Jean Patou’s JOY was  launched in 1930, as the most expensive perfume in the world.

情報源: Joy Vintage 2015 | Jean Patou

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