Giorgio Beverly Hills

今日の香り ジョルジオ ビバリーヒルズ  (ジョルジオ ビバリーヒルズ)

Scent of the day: Giorgio Beverly Hills (Giorgio Beverly Hills)

物心ついたころから香水が好きで、数多の香りに出会ってきましたが、これはいろいろな意味で「忘れられない香り」になった1本です。

1981年に発売されたこの香り、ご存じの方も多いでしょう。米国のお土産にいただいたり、また渡米するなら買ってきてと何度か頼まれた記憶もあります。ビバリーヒルズの高級ブティックの香りで、そのブティックはすでに閉店しているようですが、香りは現在も販売されています。

「いま向こう(米国)で一番流行っている香り」と言われてつけてみたときの、衝撃ともいえる驚きは忘れられません。

チュベローズやくちなし、すずらんの白い花々とアプリコットやピーチの甘い果実が我こそは我こそはとおし合いへし合いしながら押し寄せて、一度スプレイしたら最後、一日中その呪縛から逃れられない。悪酔いしそうな香りです。

80年代当時は周囲にこの香りの愛用者も多く、行く先々でいい匂いでしょうとふんぷんとさせていて「流行している=いい香り」ではないのになぜわからないのかしら?と思っていました。

それから数年経ち、すっかり出会わなくなったころ、ふと思い立ちしまいこんでいたのをひっぱりだしてかいでみました。明るく跳ねるように漂うさまに80年代が蘇ってきました。インパクトのあるファッションが流行したあの時代には香りもこのくらい強烈なものが好まれたのだろうと客観的になったときに感じることができました。人、時代、それぞれに似合う香りも移り変わります。相変わらず好みの香りではなかったのですが、一概にこの香りはよくないなどと決めつけるものではないのだとジョルジオに出会って考えたと言えるでしょう。

衣服やメイク、立ち居振る舞いといったものよりも香りは嗅覚ダイレクトに働きかけます。「におい」で好き嫌いもを瞬時で判断してしまいます。いい匂いで恋に落ちることもあれば、逆の経験もあるでしょう。あなたのいい匂いは、だれかの苦手な臭いかも….  私には似合わないけれど、あの人にはとてもよく似合う… 香りを、香らせ方を、人におすすめするときも、そんなことを考えながら選びます。

チュベローズ、くちなし、すずらん等の白い花々。アプリコット、ピーチ、オレンジ。ゴージャスで明るく華やかに広がって自己主張する、アメリカ西海岸らしい香りです。「ジョルジオをつけているとレストランから出入り禁止になる」と言われたほどの拡散力と持続力がある香りです。お試しになるときはご注意を。

情報源: Le parfum | Giorgio Beverly Hills

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